ヒプノセラピーは、ご自身の潜在意識に深くコンタクトするものです。
成否はもちろんですが、どれほど深く潜在意識にコンタクト出来るかによっても、
得られる情報量や精度が大きく変わります。
そこで、なごみところでは、少しでも良い状態でヒプノセラピーに臨んでいただけるように、
当日までに3つのご準備をお願いしています。
「リラックス」「イメージ力」「集中力」「ゆっくりとした深い腹式呼吸」が扉を開く鍵になります。
リラックスしている時や、ふと思い出した時などに、
・鼻から息をゆっくり深く吸い込みながら、 お腹を膨らませる
・静かに口元から丁寧に細く長く吐き出し、最後まで吐き切る
・息を吐き出すときには、腹筋を使って徐々にお腹を凹ましていく
・息を吸うときには、お腹が勝手に膨らんでいくのに任せる
‥以上を意識して、腹式呼吸を練習してみてくださいね。
鼻呼吸が慣れている方は、ご自分のスタイルでどうぞ。
吸うよりも、倍以上の時間をかけて息を吐くようにすると、副交感神経が優位になって、脳波がα波になります。
心身が安定する幸せホルモン「セロトニン」も活性化します。
腹式呼吸をすることで、横隔膜の上下幅が広がりますし、
内臓が揉み解されるマッサージ効果があり、毛細血管の血流も良くなります。
体温が上昇し、脳にも酸素が行き渡って副交感神経が優位になります。
心身共に健康効果が高いです。
息が苦しくなるほど無理して頑張る必要はありません。
普段より少し長めに息を吐いてみよう‥でOKです。
慣れてくると、穏やかな心地良さが感じられるはずです。
意識的な呼吸を、いつでも、思い立った時に少しずつ続けてみてくださいね。
ヒプノセラピーの誘導で、充分に深い意識レベルにアクセスできた場合、
インナーチャイルド療法ではご自身のハイアーセルフ(魂)と、
前世療法では、スピリットガイド(守護霊さん)と直接対面してお話することが可能になります。
生まれてからこれまでの日々を、いつも寄り添い見守ってきた存在です。
ヒプノセラピーを受けたいという思いの中には、きっと何か「これを解決したい」
「なぜなのか知りたい」ってことが含まれているのではないでしょうか。
それをハイアーセルフやスピリットガイドに直接尋ねてみてはいかがでしょう。
心で問いかけると、その答えは、言葉ではなく直接心に響いて来ます。
生まれて来た目的・使命、家族、人間関係、仕事のこと etc‥
それを簡単なメモ書きリストにしてみることをおすすめしています。
必ずしも、当日見せてくださる必要はありません。
リスト作りをすることで、核になる大切なことがクッキリ立ち上がってくることがあります。
ヒプノセラピーの導入では以下のような誘導をします。
横になってても、座っている時でも、どんな姿勢・状況でも構いません。
目的地への地図をなぞるつもりで、イメージに入っていく練習をしてみてくださいね。
深い呼吸で心を落ち着けてからイメージすると、より効果的です(^-^)
●頭の上に美しい光をイメージします。
(さくら色、朝日の色、金色、白色、青色、緑色、どんな色の光でもOKです)
その光が頭のてっぺんから流れ込んできて、指先や足先まで流れていき、全身の細胞や器官をくまなく癒していきます。
そして、全身が光の泡か、光のまゆに包まれているところを想像して、やすらぎと平和を実感します。
●美しく明るい階段を見下ろしています。
そこは、見たことのない想像上の場所です。
その階段を一段一段降りていきます。
実際に自分が降りていること、足の裏の感覚を感じられるくらい
できるだけ体感的にイメージして、明るいその場所をどんどん降りていきましょう。
一段降りるたびに、さらにリラックスして意識が深くなっていくつもりで、どんどん降りていきます。
(映像として描けなくても構いません、潜在意識の深みに降りていくのを想像し、感じてみましょう。
ただし、そばで自分の姿を客観的に観察するのではなく、自分自身が下降する感じを
出来るだけリアルに想像することこそが大切です)
充分リラックスして意識が深くなってきたなぁ‥と感じたら、
目の前に美しい庭を想像します。
そこは、見たことのない想像上の場所です。
その庭に入って行き、休む場所を見つけてくつろいでください。
そのまま眠ってしまっても構いませんし、
深呼吸と伸びをして意識をクリアにしてから起きてもOKです。
できるだけリアルな体感的イメージができればベストです。
※美しい=安心で安全で落ち着ける。
ご自分がそう感じられるならどんな情景もOK。
正しいも間違いもありません。
階段を降りるイメージは潜在意識に深く降りる象徴です。
「階段」「潜在意識の深みへ」とは、明るく穏やかで揺らがない本来の自己へと融合していくことなのです。
そこで待っているのは、馴染み深いご自身の魂の世界です。
当日、ヒプノセラピストの和田は、「階段」として誘導しますが、エレベーターやエスカレーター、
深い潜在意識を象徴する海にゆったりと迎え入れられていくなど、下降する感覚を実感しやすく、しっくりくるなら何でもOK です。
自分なりにリアルに体感的に想像することが大切です。
心地良い感覚が得られれば、ベストです。
試してみられて、違和感や疑問などあれば、どうぞ何でもお尋ねくださいね。
質問はいつでも何度でも大歓迎です。